海外ETF 国内ETFの違い

スポンサードリンク
海外ETFと国内ETFの違いは、為替レートの変動リスクがあります。海外ETFは国内ETFよりも金融商品が豊富であるうえに、成長性の高い新興国の成長性に投資できることも、大きなメリットと言えそうですね。

(1)投資家に求められるレベル

海外ETFと国内ETFの違いについて、窪田真実のETFの買い方・売り方が分かる本窪田真実のETFの買い方・売り方が分かる本を見てみましょう。
  1. 海外ETF 中級者から上級者向き
  2. 国内ETF 初心者向き
海外ETFは国内ETFよりも、投資の難易度が高いとされています。ETFとは、特定の指数に連動した投資信託ですが、海外ETFはETFのメリットを得ることができる金融商品ですが、投資リスクがより高いと言えます。

(2)ETFの投資対象

  1. 海外ETF 世界の株式指数。債券、商品など多種多彩
  2. 国内ETF 国内株式指数が多い。海外指数は増えつつあるが、まだこれから
ETFの投資対象は、アメリカの金融市場が発展していますので、海外ETFのほうが投資商品は幅広いと言えます。

(3)ETFの手数料

  1. 海外ETF 外貨での取引になるので、売買の際に為替手数料がかかる。対面販売の証券会社では、外国証券取引口座管理料を徴収するところも
  2. 国内ETF 為替手数料や口座管理料が不要
ETFの手数料ですが最大の違いは、海外ETFは、ドル建てやユーロ建ての金融商品の場合、為替レート変動の影響を受けることです。国内ETFは、為替レートは円建てがメインになりますので、為替手数料が不要になりますね。

(4)ETF投資による為替リスク

  1. 海外ETF 購入時よりも円高になると為替差損が発生するリスクがある
  2. 国内ETF 円建てなので為替リスクはなし
海外ETFが、ドル建てやユーロ建てなど、外国通貨であれば為替レートが変動するので、為替リスクが発生します。海外ETFと国内ETFに、為替リスクの違いがあることは非常に分かりやすいのではないでしょうか。

日本株ETF海外の販売動向を見ると、為替リスクをヘッジしながら日本株に投資するETFが人気ですので、日本でも為替リスクを回避するETFに人気がでるかもしれないですね。

(5)ETFの税金 変更の可能性あり

  1. 海外ETF 国内上場株式と基本的に同じだが、国によって異なる
  2. 国内ETF 国内上場株式と同様
海外ETFについては、国によって税金が異なるため言及することは省略します。日本も、投資税制が、10%であり国内上場株式と同じと思いますが、20%に上昇の可能性があり、売買や配当金受取時に、最新のものをご参照ください。

(6)ETFの取り扱い金融機関

  1. 海外ETF 一部の証券会社
  2. 国内ETF すべての証券会社と、ごく一部の銀行
ETFの取り扱い金融機関は、海外ETFについてもインターネット証券で取り扱っていますので、保有している証券会社の口座があれば、すぐに調べられると思います。

(7)ETFのポイント

  1. 海外ETF 情報収集は国内ETFに比べ困難。情報提供を積極的にしている金融機関を選ぶことが重要
  2. 国内 ETF国内の証券取引所に上場され、日本のどの証券会社でも買えるので安心。情報収集も容易
海外ETFと国内ETFのポイントは、情報収集の容易さに違いがあることでしょう。海外ETFであっても連動する指数が、外国株式の指数連動であれば、その国の成長性で判断できますし、商品であれば市況の動向について情報を集めることになるでしょうね。

海外ETFは国内ETFよりも金融商品が多いので、ETFのメリットを考えると、金融資産の一部で新興国の株式市場の成長などを得る投資価値はありそうですね。

中国株ETFが東京証券取引所に上場されましたので、為替手数料が減少するとともに、投資情報を容易に得られるようになりましたね。
スポンサードリンク

関連記事・:


0 件のコメント:

コメントを投稿

Google を含む第三者配信事業者は、Cookie を使用して、ユーザーのウェブサイトでの閲覧履歴に基づく広告を配信します。 Google 広告 Cookie を使用することにより、Google や Google のパートナーは当サイトや他のサイトへのアクセス情報に基づく広告をユーザーに表示できます。 ユーザーは広告のオプトアウト ページ
で Google 広告 Cookie を使用しないよう設定できます(また、Network Advertising Initiative のオプトアウト ページでも第三者配信事業者の Cookie の使用を無効にできます)。
ETF最近の記事