(1)日経平均株価に連動するETF
ETFのメリットについて、窪田真実のETFの買い方・売り方が分かる本窪田真実のETFの買い方・売り方が分かる本を見てみましょう。
一般的なETFは、毎日インターネットや新聞で見聞きする株価指数などの動きに連動するよう運用されています。最も身近な指数である日経平均株価(日経平均)を取り上げて説明しましょう。ニュースで「本日の日経平均初値は9521.24円、前日比400円を超す上昇となった」と聞いたとすると、日経平均を連動対象とする日経平均連動型ETFもだいたいそれぐらいの価格になっていると推測できます。ETFの中には、日経平均株価に連動するETFがありますが、通常の投資信託と比較すると売買が容易であり、分散投資によりリスクが低減されていることがメリットであると言えます。
(2)ETFは証券市場で個別企業の財務分析が不要
また投資判断の際、個別銘柄であれば企業の財務分析などが必要ですが、ETFでは相場全体の見通しを考えるだけでよくなります。ETFのメリットは、ETF REITの違いを考えると、金融商品として分かりやすいことが最大のメリットですね。ETFと比較すると、REITは保有する個別物件の成長見通しや収益性、運用能力を判断する必要があります。
(3)ETFは売買の判断が簡単
「今の日経平均は安すぎる。中長期的に見れば今後日本経済は成長して株式相場全体が上昇するだろうから、日経平均連動型ETFを今買っておこう」といったシンプルで直感的な投資判断ができるのです。ETFは、証券市場で売買が容易であるメリットに加えて、売買の判断は指数の見通しだけで判断することができます。ETFはREITや他の投資信託と異なり、投資信託やファンドの投資運用に左右されず透明性が高いことは、最大のメリットですね。
(4)ETFは分散投資
資産運用には様々なリスクが伴います。例えば、株式への投資でいえば、ひとつの銘柄に集中投資すると、その企業が倒産した場合に投資額をすべて失ってしまう可能性があります。ETFは、連動を目指す指標の対象銘柄に幅広く分散投資を行うので、こうしたリスクを低減することができます。ETFは日経平均株価に連動するものであれば、日経平均株価の構成銘柄に幅広く分散投資していることと同じ効果があります。
ETFとは、REITと比較しすると、日経平均株価などの指数に連動するETFは、投資対象が分散投資されていますので、リスクを低減していることが分かりますね。
海外ETF 国内ETFの違いは、海外ETFは為替レートの変動リスクがあるものの、新興国の成長期待に対して、投資を行えるメリットは大きいですね。 スポンサードリンク
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